グラスホッパー−伊坂幸太郎。

グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパー (角川文庫)

この前の土曜日に買ってきて電車などで思い出したように読んで、今日ついに読破ー。
冒頭の人をバッタに例えるのは面白い発想だなと登場人物の発言を思ってましたが、ヤバいなぁ・・・ハマった(笑)
うへー、ひさびさにヒットな作者さんの匂いと勘を感じて自分の財布を心配しております、えぇ(自爆)
この「グラスホッパー」の作者さんの作品は
魔王 1―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス)

魔王 1―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス)

しか読んでしかないという感じなのです、それも漫画限定。(重力ピエロとか陽気なギャングとか知ってはいるんですが)
でも、帯の作者のコメントにビビッと来てすぐ購入。
そのコメントというのが
すごく好きな小説なんです
 今まで書いた小説のなかで
     一番達成感がありました。
        ―――伊坂幸太郎
というシンプルでありながら、それこそ飾りげのない言葉だからこそクリティカルにヒットするんだろうなと思う。
無駄な言葉で飾らなくてもいいものがそこにあるからこそいえるんだなと。
そしてそれを自分で書いてるのがまた堪りませんヨー、うはー。